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ピアノ協奏曲 第1番 作品28(Piano Concerto No1 Op.28)

Alberto Ginastera

アルベルト・ヒナステラ

ASV CRCB-13 / クラウン・レコード(株)

指揮:エンリケ・バティス
/メキシコ・シティ・フィルハーモニー管弦楽団
pf:オスカル・タラゴ

ヒナステラというと、初期の民族主義的な作風の頃に作曲されたバレエ音楽「エスタンシア(農場)」Op.8からの組曲が突出して人気だが、このピアノ協奏曲は中期以降、12音技法に関心を示し前衛的な作風に変化していったと言われる時期の作品。

しかし、第1楽章や第4楽章を聴くと、民族主義的な香りは失われていないようだ。特に第4楽章「トッカータ・コンチェルタータ」は打楽器群の土俗的なリズムが炸裂するかっこいい楽章で、ロック・グループELPのカール・パーマーによってロック版にアレンジまでされており(アルバム「恐怖の頭脳改革」に「トッカータ」の名で収録)、ヒナステラ本人もこのアレンジは気に入っていたという。決して「前衛」という言葉から連想されるような曲ではなく、コンサートの終曲で演奏すれば拍手喝采だろう。

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