オーケストラものに重点をおいた音楽への非正統派なご案内
Jakob Ludwig Felix
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(輸)TESTAMENT SBT 1288 指揮:アルド・チェッカート/ロンドン交響楽団 メンデルスゾーンの協奏曲、いわゆる「メンコン」と言えば、ホ短調のヴァイオリン協奏曲のことを指すほどに人気・知名度ともにヴァイオリン協奏曲が圧倒的であるが、その陰に隠れて実はピアノのための協奏曲も、ピアノと弦楽のための(イ短調)、第1番(ト短調)、第2番(ニ短調)、2台のピアノのための(ホ長調)、同(変イ長調)と少なくとも5曲は作曲しており、作曲者としてはそれなりにこだわりのあったジャンルのようだ。 全部聞いたことがあるわけではないが、第2番はなかなかの名曲。はじめて聴いたのはラジオの放送だったが、この曲を気に入るきっかけとなったこのジョン・オグドンによる録音が何年も経ってからCD化された。 チャイコフスキーやラフマニノフほどの派手さはないが、肩肘の張らないロマン派の佳品としてもっと演奏されても良いと思うがいかがだろう。 |
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