オーケストラものに重点をおいた音楽への非正統派なご案内
Carl Vineカール・ヴァイン |
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(輸)ABC Classics ABC456 698-2 / PHILIPS 指揮:エド・デ・ワールト/シドニー交響楽団 4.2番という変わった番号の交響曲(4番の改作)も作曲しているオーストラリアの作曲家の作品である。全般に親しみ易い作品が多く、本作も同様。 白眉は第2楽章で、上行したり下行したりコロコロと転げまわるピアノの素早い装飾的パッセージに彩られ、ちょっと物憂げでジャズのような旋律がゆったりと奏でられる。ややムード音楽のような嫌いもあるが、たまには1人で音楽でも、といった休日の午後のお茶のひと時にでもいかがだろうか。 因みに、本CDに併録の交響曲 第6番「合唱交響曲」の終曲「TO THE SUN」の合唱の出だしを聴くと、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」の「運命の闘い」か?、と思ってしまうのだが、こちらはウィリアムズの作曲開始より2年早い1996年の発表。 また、ここに挙げた以外では、ピアノ協奏曲ではないが交響曲第5番「パーカッション」も、この作曲家らしいノリノリの音楽でお薦め。 |
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