音楽の羅針盤 - トップページ

クラシックや現代音楽、映画やアニメのサウンドトラック(サントラ)まで、特にオーケストラものを中心とした名盤、珍盤などの独自のカテゴリによるご紹介と、重箱の隅をつつくようなトピックへのご案内をいたします。目下、少しずつ暇を見て増築中。ただし、決して正統派な通への羅針盤にはなりません(笑)。

♪ サウンドトラック B級グルメ 「サウンドトラック」のページへ (最終改訂日 '16-04-30)

劇伴音楽、いわゆるサウンドトラックは、一部のヒット作品や人気作曲家の作品を除けば、一般には歴史とともに忘れ去られてしまうものが大半だろう。特に、その音楽が付された映画や番組そのものがコケてしまったり、日本で公開されていなかったり、一過性の番組であったりした場合にはなおさらである。

しかしながら、音楽自体の素晴らしさから、一般に広く知られてはいないが、密かに根強いファンがいる作品も少なくない。ここでは、そんな作品の中からこれと筆者がこれと思うものを独断と偏見で挙げてみた。つまり、B級とはいっても安いという意味ではなく、マイナーという意味である。

♪ カルミナ・ブラーナの申し子たち 「合唱付き管弦楽」のページへ (最終改訂日 '14-02-15)

「燃えるオーケストラ!」といえば、やはり合唱や打楽器を加えてリズムで押しまくるパターンだろう。例えばクラシック音楽なら、カール・オルフ作曲のカルミナ・ブラーナのオープニング楽章「おお!運命の女神よ」などはその典型例と言える。そんな熱い音楽を、ハリウッドの映画音楽界が捨てておかなかった。特撮技術がコンピュータ・グラフィクスの時代に入ったことによって映像表現はどんどん派手になり、そんな映画を彩る音楽も、やたらと合唱が入り、ここぞというクライマックスではドカーン、グシャーンと衝撃サウンドが入りまくるようになってきた。しかし、そこでハタと思うのだ。これじゃ、誰が作っても同じじゃない?オリジナリティはどこへ行ったの?と。

そこでここでは、カルミナ・ブラーナゆかりの音楽からそうでないものまで、盛り上がる合唱付き管弦楽の中から作曲者の個性を感じるものを集めてみた。そんな音楽を聴いて、商業主義的マンネリズムに堕した昨今のハリウッド音楽に喝を入れるのだ!

♪ 北欧人と海 「海の交響曲」のページへ

北欧というとあなたは何を思い浮かべるだろうか?バイキング?それともフィヨルド? 海岸に囲まれた土地柄のせいか北欧の音楽家達は海にとっても愛着が強いのだろう、交響曲にも海を題材にしたものがたくさんある(しかも、どういうわけか声楽を伴うことが多い)。

しかし、同じ海といってもそこに託されたイメージは様々。ここでは、北欧の作曲家の作品を中心に海の交響曲を集めてみた。

♪ 協奏曲・ア・ラ・とってもカルト 「協奏曲」のページへ

電気楽器や動物の声は言うに及ばず、タップ・ダンス、マラカス、ガラクタまで...。ふざけているのかいないのか、ちょっと変わった協奏曲を選んでみた。

♪ ピアノ協奏曲への異常な愛情 「ピアノ協奏曲」のページへ (最終改訂日 '13-10-14)

「ピアノ協奏曲の名曲を選ぶなら、やっぱりショパンだよね。」
「ダメ、ダメ、あれは協奏曲っていうより管弦楽伴奏付のピアノソナタだからね。」
「じゃあ、渋めにブラームスなんてどお?」
「イヤ、イヤ、あれはピアノ付の交響曲って感じだな。」
「じゃあ、リストは?」
「あれって『トライアングル協奏曲』じゃなかったっけ?第一、オーケストレーション弟子がやってるし。」
「じゃあ、何だったらいいのさ?」

...というわけで、独断と偏見に満ち満ちた王道からちょっとずれた選曲によるピアノ協奏曲のご紹介。
(なお、上記のいずれの協奏曲もホントは好きです。)

♪ アニメーションの名盤100選 「アニメ音楽」のページへ (最終改訂日 '14-03-22)

(...と言いたいが、100も書けないだろうな)

アニメの音楽なんて!」

しかし、「ジャパニメーション」が海外からも評価され、いまや「メディア芸術」とも「重要輸出産業」とも言われるようになったのに、その音楽が単に子供騙しや、マニアのためだけのものばかりだったりするだろうか?

そもそも日本では昔からコマーシャルや映画、アニメ、ゲームといったメディアの音楽をクラシックなど他のジャンルの作曲家が書くことも多い(専門の人がレベルが低いという意味ではない)。筆者の趣味からオーケストラ系に偏っているけれど、映画音楽としても単独の音楽としても通用すると思うものを選んでみた。

♪ 冥王星哀歌

2006年、ついに国際天文学連合総会によって冥王星は惑星の仲間からはずされた。しかし、そのとき密かに売れたCDがあった。サイモン・ラトルの指揮するホルストの「惑星」(EMI 0946 3 59382 2 7)である。

なぜって、ホルストが作曲した時に未発見であったために作曲されず、後世の作曲家(コリン・マシューズ)によってわざわざ '00年に追加された「冥王星-再生するもの」が入っていたから...。偶然なのか、何せ日本発売日は天文学連合総会の直前。

かく言う筆者も売り上げに貢献した1人。hyperionから出ていた世界初録音盤(CDA67270)をすでに持っていたにもかかわらず、つい...。皆考えることは同じなんだね(笑)。

せっかく作ったのに、まさか惑星の仲間でなくなってしまうなんて当の作曲者も思わなかっただろうな。

♪ J-Classic トワイライトゾーン 「日本人作曲家のクラシック」のページへ (最終改訂日 '14-11-01)

J-Popというのがあるのだから、J-Classicというのがあってもいいじゃないか。実際、この言葉も少しは使われているようだけれど普及してるとは言い難いし、どちらかと言えば日本人の演奏による普通のクラシックを指しているらしい。それなら、この言葉の意味を作曲家にまで拡張して既成事実化してしまうのは今のうち(?)。

ここでは、邦人作曲家のクラシック作品の中でも、「前衛芸術」過ぎない親しみ易さを持ち、かといってすでに現代曲の古典として何度も演奏されたり録音されるほどには知名度が高くなっていない黄昏地帯の作品たちを選んでみた。「前衛と無名の挟間、それすなわちトワイライトゾーンなのです。」

♪ ミサ曲の変容 「ミサ曲」のページへ (最終改訂日 '13-10-20)

ミサ曲とは、本来キリスト教の典礼(ミサ)に伴うラテン語の声楽曲であった。しかしクラシック音楽の世界では、宗教儀式から独立した演奏会用作品の重要なジャンルの1つとして定着してきており、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンらもこのジャンルで腕を奮っている。

1960年代になると、第2バチカン公会議でラテン語以外のミサも認められるようになり、作曲家たちはより自由な作品を作ることができるようになったが、やがてロックやジャズなど他の音楽様式と融合したものまで登場し、ミサ曲はさらに破天荒なものになって行く!ここでは、そんな異形のミサ曲たちの中からいくつか取り上げてみた。

♪ 異聞!展覧会の絵 「展覧会の絵」のページへ

ムソルグスキーの「展覧会の絵」といえば、モーリス・ラヴェルによる管弦楽版もオリジナルのピアノ版と同じくらい有名なのはご存知の通り。しかしこの題材、アレンジャー魂をよっぽど刺激するものらしく、クラシックに留まらずジャズ版やロック版(エマーソン、レイク&パーマーやメコンデルタ)に至るまで、星の数ほどの編曲版が存在する。

それらについていくつか紹介してみようと思ったが、「展覧会の絵の展覧会」なる恐るべき充実度のHPが他に存在することを知ったので考え直すことにした(資料的にも一見の価値あり)。むしろここでは、愛着があるのに語られることが意外と少ない樋口康雄ピアノ協奏曲版について書いてみることにしたのだ。

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